主婦が看護学校へ合格する方法!~学歴0でも時間がなくでも大丈夫~ 

 もう机に向かったのははるか10年以上前…本を読んだけで眠くなっちゃう。どこから手を付けていいのやら。

子育て中だし、時間もない!どうやって対策したらいいの?

わかります!私もまったく同じ気持ちでした。

社会人から看護師を目指すあなたの第一壁&最強の敵。

それは、看護学校への合格です!

机へ向かったのははるか昔…学生時代に勉強したことは、日常のタスクに書き換えられてきれいさっぱり消えていますよね。

さくママ

今は公式よりも、料理のレシピの方が頭に詰まってるわw

私は、仕事の休日を利用して勉強しました。

そして、約8か月ほどの勉強時間で希望の看護専門学校に合格することができました。

特に近年社会人から看護師への転身を考える方が多く、社会人看護師も珍しくはなくなってきています。

ということは…ライバルが多いのです。

なにもしなくても合格ということはまずないと思っていてください。

そうなんです。看護学校の入試は計画的に対策を立てていかないとまず受かりません。

約8か月で第一志望の学校へ受かった私の実体験をもとに、看護学校に合格するための方法を、具体的にお伝えしていきます。

この記事を読めば、子育てしながら、働きながら、確実に看護学校に合格するための勉強法を知ることができます。

さくママ

どうも!アラフォー2児の子育て中の看護師ママです。
私は27歳から看護専門学校へ行き、30歳で正看護師になりました。
現在はディサービスのパート看護師をして楽しく過ごしてます。
詳しくはこちら。

目次

看護学校の入試の種類

まずは、学校を決めましょう。学校選びに悩んでいる方はこちらの記事を参考にしてください。

次に、その学校の募集要項を見て、どの入試枠から受けるかを決めましょう。

年齢制限がある場合もあるので、募集要項を確認するようにしてください。

今回は看護専門学校への入学を前提に話を進めていきます。

なぜなら、学校数も多く、1番合格しやすいからです。

さくママ

私も看護専門学校でした。

方法は主に以下のものです。

社会人募集で受ける

勉強する科目が少ない。

入試はほぼ小論文と面接のところが多い。あっても、ほぼほぼ数学か英語どちらかだけ。

倍率が高い。4~10倍ぐらい。

一般募集で受ける

倍率は社会人募集に比べて低いことが多い。3~4倍程度。

受験科目が多く、学力重視。現役高校生と同じ土俵。

しかし、倍率が低いところや偏差値の低い学校なら、受かる確率はあがる。

倍率が低い=人気がない学費が高かったり、僻地にあったりと人気のない理由があるかもしれません。

どちらもメリットデメリットがありますが、学校のレベルによって決めるのがよいかと思います。
基本、社会人募集は専願ですが、一般募集は併願できるので、受験日をずらしながら、倍率が低い学校を滑り止めに入れつつ、一般募集をいくつかうける方法もいいと思います!

さくママ

私のおすすめは社会人枠。
私は社会人枠のみ狙いました。勉強したくないので…
しかし、受験会場に行ってびっくり。
5人募集のところに50人以上の受験者がいました…狭き門すぎ…
特に、私は学費の安い順に希望校を決めていたので、倍率が高いのも納得。人気があっただからと思います。

私の場合、3つの学校を社会人枠で受験しました。

うち、2つは小論文と個人面接でした。

もう1つは数学ⅠA 小論文 個人面接グループ面接(だるすぎ)でした。

合格したのは(後者を含む)2つでした。(後者を含む)確かに数学は手ごたえがありましたが、それ以外は全く自信なし。

さくママ

私の友人は小論文もあまりできなかったけど、すんなり入れたと言ってました。
ま、学費は高い学校でしたが、返済不要の奨学金借りてましたね。
はいれりゃどこでもいいのです。

私の面接の話は、また別記事でまとめます。グループ面接は、ほんま、最悪だったんです(泣)

絶対受かる勉強方法

さあ。どの入試枠を受けるか決まりましたか?

決まれば入試内容を勉強するのみです!(それが一番だるいw)

私も27歳から看護専門学校を目指して勉強を始めましたが、最初はまさに「何から手をつければいいのか」状態でした。

主婦や社会人の皆さんは時間が命。無駄な時間を使っている場合ではありません。

そこで、方向性を間違わずに計画を立てることが重要なのです。

私の実体験を交えながら、ここからは、具体的な対策をお伝えしますね。

数学

「久しぶりに勉強するけど、正直自信がない」「学歴もないし、数学なんて忘れてしまってる…」と感じる方も多いでしょう。

皆、最初は同じ気持ちです。

数学に関して特に大切なのは「基礎を固めること」「公式をしっかり覚えること」です。

ここさえ抑えれば、数学が得意でない人でも着実に点数を伸ばせます。

そして、苦手な人が多いからこそチャンスです。

小論文と違って、やればやるだけ確実に点数になります。

皆と差がつけれますよね。

特に数学は公式を暗記することに集中して、問題に当てはめていくだけで、だんだんと問題が解けるようになりました。

数学Ⅰ・Aの出題範囲

数Ⅰ:数と式・二次関数・図形と軽量
数学Ⅰは高校数学の基礎となる内容で、方程式や関数、三角比などを扱います。

数A:場合の数と確率・整数・図形
数学Aは図形や確率、整数など、より発展的な内容を含んでいます。

勉強方法

1.基礎を繰り返す。

まず重要なのは、基礎をしっかり理解することです。数学は積み重ねの必要な科目です。

例えば、子どもに算数を教えるときも、足し算や引き算をしっかり教えないと、次の段階に進めませんよね?

数学もそれと同じです。

特に看護学校の入試では、基本的な中学レベルの計算問題や公式の理解も問われます。

これらは難しくないので、焦らずじっくり取り組んでいきましょう。

基礎的な問題集を一冊しっかりやり込むだけでも十分です。

最初から難しい問題に手を出すのではなく、簡単な問題を何度も解いて自信をつけることが大切です。

2. 公式を覚える

次に、公式を覚えることがポイントです。

例えば、料理のレシピのように、覚えた公式をそのまま問題に当てはめて解くだけです。

料理だって、レシピを見て手順通りに作れば美味しい料理ができるのと同じで、数学も公式を覚えて当てはめれば解ける問題が増えます。

よく出る公式

因数分解の公式
二次方程式の解の公式
連立方程式の解法
ルートの計算方法
三角形や四角形の面積を求める公式
速度や時間、距離に関する公式

これらは、時間をかけて何度も復習すれば必ず身に付きます。

特に、家事の合間や子どもが寝た後の短時間でも、公式を一つずつ覚えるようにすると効率的です。

公式の紙をトイレに貼るとかも、古典的だけどいいかも!

3 過去問を解く

テストと言われるものは過去問があれば、どうにかなります。

過去問を繰り返し説くことで、傾向をつかむことができます。

繰り返し出てくる問題や形式は、毎年出てきやすい傾向にあります。

わからないところは参考書を使って、理解していくといいです。

過去問については後程詳しく説明しています。

おすすめの参考書

私が唯一買った参考書はこれです。

やさしい高校数学(数学I・A) 改訂版です。

この本は、絵も多くつまづきやすい内容をしっかり説明してくれます、ブランクがあってもついていきやすい内容です。

多くの方がおすすめしていたので、間違いないと思います。

短い時間でも少しずつ進められるので、忙しい主婦の方にはぴったりです。

さくママ

数学は公式が命です。
因数分解なんて全く忘れてましたが、久々にできたときは
嬉しかったですよ♪
数学がやってて一番やりがいがありました。

英語

数学と並び苦手な人が多いとされる英語。

私が受験した学校にはありませんでした。そこで、私なりたくさんの経験談をリサーチしてみました。

出題範囲

大まかに言えば中学卒業レベルという感じですね。

文章問題
穴埋め問題
下線部問題
不定詞・関係詞・接続詞の理解
適切な語句にする問題(複数形など)
発音問題
並べ替え問題
質問文と応答文を繋ぐ問題

全校で必ず出題されているのは、文章問題・並べ替え・発音です。

勉強方法

英語は数学と違い、単元ごとの区分けが難しい教科なので、基礎だけするとか、「この部分だけに絞って勉強する」というのは難しい科目です。

本当はまんべんなく広範囲に勉強し、全体を知ることが英語では必要ですが、主婦にはそんな暇はありません。

下記に絞っていきましょう。

1 発音・アクセントを確実にする。

この問題については普段から音読する習慣を持ち、集中して勉強すれば、短期間で学力向上が見込めます。

そして、頻出問題。やれば即得点に反映されます。

2 文法・語法を覚える。

特に語法に関する問題ならば、決まり文句的な問題もあり、暗記で対応できます。

文法に関しては、本来はトータルで勉強することが大前提です。

文法は英語という言語を使うための基本ルールなので、どのタイプの問題を解くにも絶対に必要なものだからです。

様々な学校の過去問データから、看護学校それぞれの「文法問題の出題傾向」が見えてきます。

特に文法・語法問題の対策に絞って話をすると、

文法頻出4項目

時制:現在形・過去形・現在進行形・現在完了形
不定詞・動名詞
関係代名詞・分詞
仮定法:仮定法過去・仮定法過去完了

看護専門学校・看護大学、問わず、頻出です。最低でもこれら4項目に関しては再度チェックしておくとよいでしょう。

3 過去問をする。

上記にも示しましたが、数学としがって、看護学校のクセが強く出やすいです。

そのため、英語に関しては(他かもくもあればいいが)過去問を取り寄せて説くことがおすすめです。

おすすめの参考書

看護専門学校に必要な最低限の英語レベルは中学程度です。

こちらの参考書は要点をとってもわかりやすくまとめているので、分かりやすいです。

私調べによると、分かりやすいと口コミ高評価でした。

英語の基本文法をおさえましょう。

さくママ

英語のポイントをしては…
英語のない学校を選ぶ!w
もうね、これも一つの手段な気がします。
範囲というか勉強しないといけないことが多すぎる…

国語

私の受験校にはなかったので、英語同様に私のリサーチをまとめています。

文章問題で点を落とし、代わりに漢字や慣用句などで点数を稼いでいる傾向にあるようです。

文章問題で点数を稼げればライバルと差をつけることができます。

出題範囲

・文章問題:接続語・文の挿入・語句や文の説明・動詞・形容詞などの品詞
・漢字の読み書き
・四字熟語
・敬語に直す問題
・反義語・類義語
・慣用句
・文学作品と作者を選ぶ問題

勉強方法

1 漢字問題を確実にする。

正当率が高いので絶対に落とせない問題です。

間違えてもせいぜい1問だけ!

これくらいの気持ちでいないと厳しいです。

2 4字熟語・慣用句を繰り返し説く。

これも必須で落とせない問題です。

一般常識的な要素もあるので、頭に入ってきやすいと思いますよ。

3 過去問をとく

これも他の教科と同じです。過去問をおすすめします。(過去問については後述します)

おすすめの参考書

こちらは口コミ高評価のものです。

この中から同じ問題が出たことがあるという方もいらっしゃいました。

とてもおすすめの参考書です。

さくママ

国語は一般常識的なものもあるので、取り組みやすい科目です。
社会人であれば、漢字の知識がある方も多いかもしれませんね。
あまり時間をかけて勉強しなくてもいいかもしれません。
下の小論文の勉強をすれば、国語力も高まりますよ。

小論文

1番どう対策したらよいのか分からないですよね。

まず、同じ内容はないし…答えはひとつではないし…正解がよくわからない。難しいですよね。

まずは看護専門学校で出される傾向をつかむことが大切です。

小論文の傾向

看護専門学校の小論文には、主に以下のような傾向があります。

1.医療・看護に関する時事問題
2.志望動機や将来の抱負
3.社会問題と看護の関わり
4.生命倫理に関する課題

社会人の場合、これまでの経験や視点を活かせるテーマも多いので、自信を持って取り組みましょう。

さくママ

私の時は環境問題についてでした。
とりあえず、最後の2行ぐらいまで埋めました。
実際書く練習をしたのは1か月ぐらいです。
対策はほぼしておらず…ぶっつけ本番でした。
しかし、私の場合は小論文より確実に点の取れる数学に時間を割いたことが、合格の要因の一つだったとは思っています。

勉強方法

小論文も暗記できることがあります。

コツを覚えて、書く練習をしましょう。

何も考えずに書き始めると、うまくかけずに挫折してしまいます。

いくつかのポイントをお伝えしますね。

1.構成のパターンを覚える。

  • 序論:テーマの提示と自分の立場
  • 本論:具体例を挙げながら論を展開
  • 結論:まとめと自分の考えの再確認
さくママ

文章の始まりの言葉も決めておきましょう。
よくあるのが、賛成か反対か?というもの。
私のお決まりパターンは
「●●には賛成だ。なぜなら・・・・理由をグダグダ書く。一方…(反対意見について述べる。したがって、●●には賛成である。」的な。
おおまかにこれでどうにかなりますw

  1. 社会人経験を活かす。
    • 具体的なエピソードを交えて説得力を高める。
    • 多角的な視点で問題を捉える。
  2. 読みやすさを重視する。
    • 段落を適切に分ける。
    • 簡潔で明瞭な文章を心がける。
  1. 時間配分に注意しましょう。
    • 構想:10分
    • 執筆:30分
    • 見直し:5分 これ結構重要です。誤字脱字に注意です。
  1. とりあえず、書きましょう。
    • 過去問や模擬問題に取り組み、添削を受ける。
    • 添削はココナラ等で、1500円程度からありますよ。(私の時はなかったです。)
    • 制限時間内に書く練習を重ねる。
さくママ

私も実際は1か月で4回ほどしかかいてませんね。
ネットで看護学校小論文テーマで検索しました。
しかも、採点してもらってません。
だから、実際は手ごたえもわからず…でした。

ズバリ。小論文の対策は1か月程度でよし!

なぜか。誤字脱字せず、行を埋めればなんとかなるから。

それに、小論文でずば抜けて点差をつけるのは難しいです。

看護学校側も、ある程度、筋が通った文章が書けるかという確認であると思います。

それよりも、数学があるなら、数学や国語・英語を優先させた方が良いです。やったぶん差をつけれます。

過去問

全ての科目にあてはまりますが、過去問が一番の対策になります。

むしろ、基礎がある程度あるなら、5年分の過去問をするだけでいいです。

・看護学校の傾向と対策が分かる。
・基礎から勉強するより、どこを勉強すればいいか明確化でき、無駄な現況をしなくてすむ。

・過去問がない場合がある。
・費用が高い。

過去問を売っているサイトによると…3万ぐらいから10万近くします…お金があれば買ってください。

そこで、1番安いところはどこか探しました。

メルカリです。

なんと2200円ではありませんか!

自分のところの過去問があれば最高。自分の希望の学校のものがなくても、いくつか取り寄せてしてみるのもいいかもしえれません。

範囲が同じなら、同じようなレベル感のものが出ると思います。

まず、敵を知るところからです。

オープンキャンパスで配布されるところもあるようです。やはり、オープンキャンパスはいった方がいいですね。

予備校や塾

・自分で計画をたてなくても、願書から面接まで手厚くサポートしてくれる。
・途中で挫折しにくい

・デメリット:通わないといけない(オンラインなら〇)
・高い

看護師の学校へ受かるための塾というものがあります。

月に1万程度から半年で何十万というコースまで様々です。

最近はオンラインでも様々な受験コースができています。

でも、看護師になるためなら、このくらいの課金はありよりのありです。

自分で頑張れる人はいいですが、そんな人ばかりではありません。

社会人でよくダメになるパターンは、独学でやっていると、途中で挫折してしまうことです。

そんな風になるぐらいなら、お金を払ってお尻に火をつけながら勉強するという方法もとても良いとおもいます。

さくママ

私の友人は東京アカデミーの通信をしていました。
地元の校舎へ行っていたので、先生方がその道に精通しています。
学校ごとのクセや、志望校についての相談も乗ってくれたようです。
行ってよかったと言っていました。

仲間を見つける

一緒に勉強を頑張る人を見つけましょう。

人間は弱いです。すぐ心がおれちゃいます。

そんな時に、力になるのが仲間の存在です。

社会人になって、リアルな友達と一緒に看護師になるという人はまれだと思います。

しかし、現在は看護師になろうとしている社会人の方は多くいます。

しかも、SNSの発達によって、全国・世界の方とつながることができます。

「社会人 主婦 看護学生」で検索してみてください。

いますよ。Xに。インスタに。ゴロゴロ仲間はいます。

その人をフォローして、一緒に頑張ってください!

さくママ

正直、SNSでつながれることが、うらやましいです!
有益な情報も多く、重宝しますよ。
私の場合は、彼氏でした。(現在の主人)
彼も転職活動中で2人して図書館で机に向かうことをデートにしてました。
たぶん一人では心が折れてたかもしれません…
あ。私でよければいつでもお話聞きますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

まずは看護学校へ受からなければ始まりません。

社会人や主婦は時間がないので、ポイントを抑えながら、無駄な時間を使わないように、計画的に勉強していくことが必要です。

大丈夫。方向性を間違わなければ、誰でも合格できますよ。

忙しい毎日ですが、効率的に勉強して、看護学校合格を目指しましょう。

今日が一番若い日です。やるなら今しかないですよ!

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